/
【事例】オリックス・インディア社、新ウェブサイトで顧客のコンバージョンを促進
リース・金融サービス会社のオリックス・インディア社は、見込み客や顧客が必要なものを容易に見つけられるように、セルフサービスのウェブサイトを構築しました。
要点
- 効率化と時間を節約
- 24時間365日アクセス可能
- より迅速なプロセス
- 自動化されたワークフロー
- コスト削減
- ペーパーレス化
- 人的リソースの最適化
- カスタマーエクスペリエンスの向上
- パーソナライゼーション
- 取引のしやすさ
- 価格等の比較購買
- 有用な情報の提供
- 他のプラットフォームとのシームレスな統合
- 基幹金融システムだけでなく、第三者機関との統合が容易
Liferay導入の背景
オリックス・インディア社は、リース、ファイナンス、プライベート・エクイティ投資、アセット・マネジメント、不動産、再生可能エネルギー投資、自動車関連サービスなどで世界的に活躍する、日本を拠点とする多角的かつ多国籍なグループの子会社です。
これまで抱えていた課題
オリックス・インディア社は、カーリース事業のデジタル・プラットフォームがなかったため、次のような課題に直面していました。
- より多くのユーザーへのリーチが制限されており、可視性が低い
- 時間のかかる手作業と紙ベースのプロセス
- 顧客エンゲージメントが弱い
- 限られたデータインサイト
- 顧客の利便性の欠如
導入
業界内の複数の製品を評価した結果、オリックス・インディア社はLiferay DXPを好みのデジタルプラットフォームとして選択しました。
教育リソースやLiferayコミュニティの支援を受けながら、オリックス・インディアはセルフサービスポータルを構築しました。導入後、このセルフサービスポータルはオリックス・インディアの見込み客や顧客とのやりとりに革命をもたらしました。
オリックス・インディアが導入したLiferayの主な機能をいくつかご紹介します:
- ウェブコンテンツ管理 ウェブコンテンツ管理:マーケティングチームはウェブコンテンツ管理を使用して、ウェブサイトの変更を簡単に行うことができます。
- フォーム: 提案書を作成する際に、フォームでユーザーの詳細を取得します。
- ワークフロー: ワークフローにより、主要なビジネスプロセスを自動化。
- ユーザー管理: 独自の方法でポータルにアクセスできる複数のユーザータイプを設定。
- 役割と権限: ロール(役割)とパーミッション(アクセス許可)は、誰がどのコンテンツにアクセスできるかを管理するのに役立ちます。
"当社の新しいリーシングポータルは、顧客とのインタラクションを一変させ、顧客体験を向上させるだけでなく、具体的な利益をもたらすセルフサービスのゲートウェイとして機能しています。
Liferay DXPは多面的なプラットフォームとして機能し、オリックス・インディアに顕著な成果をもたらし始めています。"
オリックス・インド グループCIO ハーヴィンダー・ガンジー
結果
オリックス・インディア社の新しいウェブサイトはセルフサービス・ポータルとして機能し、顧客に素晴らしい体験を提供しています。
セルフサービス・ポータルの利点は以下の通り:
- 顧客はすべてオンラインでセルフサービスができる。見積もりの依頼や作成、さまざまなフィルターを使った車の比較、アカウントの作成と管理、支払いなどができます。
- 複数のタイプのユーザーをサポート。 小売店、企業、パートナー、エンドユーザーなど、すべてのポータル利用者がカスタマイズされた独自のエクスペリエンスにアクセスできます。
- 車の価格設定はリアルタイムで行われる。ポータルサイトはリアルタイムAPIと統合され、ポータルサイトに最新の車両データが入力されます。
- バックエンドシステムもスムーズに統合。Liferayは、オリックス・インディア社の他のバックエンドシステムとうまく統合され、プロセスを合理化します。
- ビジネスチームは簡単にタスクを管理できます。オリックス・インディア社は、見積もり、契約、リードジェネレーション、記録を効率的に処理することができます。
オリックス・インディア社は、顧客にも社内チームにも多くの機能を提供することで、すでに大きな成果を上げています:
- 顧客効率の向上。顧客によるセルフサービスが格段に速くなりました。
- 可視性の向上。社内チームは、プラットフォームがどのように機能しているかをより深く理解できるようになりました。
- サービスチームのコスト削減。顧客からの問い合わせが減少したため、営業チームとサポートチームは優先順位をより適切に管理できるようになりました。
- メンテナンスコストの削減。アプリケーションを統合し、冗長性を削減しました。
- 顧客転換率の向上。カスタマージャーニー全体がパーソナライズされ、シームレスになったことで、より多くの見込み客が顧客になりました。
おわりに
オリックス・インディア社は、今後もLiferayを活用してウェブサイト上のリースジャーニーを構築し、さらに他のサービスも導入していく予定です。